「布ナプキンを使うなんて大変」というイメージないですか?
私も使う前はそうでした。
「洗うのはどうするの?」「漏れないの?」「月経血を洗うなんて、汚くない?」
でも使ってみると「こんなに簡単なのね」「いいことづくめじゃん。」に変わりました。
いろんな利点があります。少しずつ書いていきますね。
市販の生理用品は、ほとんどが石油系の素材です。ポリエステル、ポリプロピレン、デオドラント剤、香料などなど。
また、塩素漂白の過程でダイオキシンが発生しているのではないかと言われています。
なんか、よくわからないものがたくさん…。
これらの化学物資ってどうなのよ?(まぁ、安全ではないよね、確実に)
経皮吸収率(皮膚を通して成分などを吸収する度合いのこと)が一番高いのは、実はデリケートゾーンです。
腕を1とすると、デリケートゾーンは約40~45倍の経費吸収率と言われています。
女性は個人差はありますが、一生(生理がある約40年間)のうちに使う生理用品の数は1万数千個だそうです。
ということは40年間、月1度、約1週間の間、生理用品からいろいろな化学物質を体内に吸収しているということになります。
これらの化学物質が、月経不順、月経痛や子宮内膜症、デリケートゾーンの痒みやかぶれなどを引き起こしているとも言われています。
これだけ聞いただけでも、市販のナプキンを使うのを躊躇してしまいませんか?
布ナプキンだと、少なくともこれらの有害物質を体内に吸収するということは、避けられますね。
しおり助産院 助産師 友近