2歳を迎えました。昼間の授乳は無くなったものの、寝る前になると必ず授乳モードに…。
なかなか、踏ん切りがつかず、2歳1ヵ月を迎える前に
「いつまで経ってもやめれないから、私が覚悟を決めないと…」と決心。
授乳すると楽なんですよね。寝かしつけとかは特に…
こちらもその楽さに負けてズルズルと続けていましたが、やっとやる気になりました。
断乳する前日、「今日で最後だからね…」と話しながら眠りました。
2年間、本当によく頑張った私。
息子は生まれてから1滴のミルクも飲まず、母乳を2年1ヵ月飲み続けました。
さて、断乳、うまくいくかしら…。
断乳当日は、日曜日。
午前中は、息子が大好きな「電車」「バス」に乗り、
ただ公共交通機関を利用するだけのお出かけをしました。
昼前に帰宅し、昼食を食べ終わり、お昼寝の時間になりました。
息子はいつものごとく、おっぱいを求めてきます。
「もうないよ、なくなったよ。」と言い聞かせていきますが、まぁ案の定大泣きですよね。
ずっと泣く泣く泣く…
「母がいる時は、いつもおっぱいで寝ていたのに何故?」 という感じでしょうか…。
抱きしめて“こんこん”と言い聞かせました…。
30分ほど泣いたら疲れたのか諦めたのか、突然笑い出して
うつ伏せになり、背中をトントンしてやると5分ほどで寝ました。
「はぁ…疲れたなぁ。夜も大丈夫かなぁ…。」
とても不安な気持ちで私も息子の隣でお昼寝をしました。
断乳1日目夜、21時頃、いつものように寝室に行き、ベッドに横になります。
「絵本を読もうか。」と声をかけるとおっぱいを指さしてきます。
まぁ、そうなるよね…と思いながら
「おっぱいないよ。無くなったんよ。」と言い続けます。
泣きますよね。でもしばらくすると、
おもちゃで遊び始めたので諦めたのか?と思っていたが、
すぐ思い出し、おっぱいをせがんできました。
もう泣く泣く…しゃくりあげて泣く…
なんだか私まで悲しくなり息子を抱きしめて
「ごめんね、ごめんね。」と一緒に泣きました。
ここまで泣かせて断乳する必要があるのか…と一瞬よぎりましたが
ここで、母が負けてしまったら1ヵ月も前から言い続けた約束を破ってしまうことになると…
ただただ息子を抱きしめ、落ち着くのを待ちました。
30分ほど泣いたでしょうか…、にこにこと笑い出し、
諦めたのか大好きな車を握りしめ、私の膝を枕にしてすやすやと寝始めました。
こうして断乳1日目はやっと終わりました。
我が家の授乳卒業 備忘録③ へ続く
しおり助産院 助産師 友近